NGO-JICAジャパンデスク(JICAプラザ)ネパール 生活情報 Part2 1〜6

NGO-JICAジャパンデスク(JICAプラザ)ネパール
http://www.jica.go.jp/nepal/office/about/ngodesk/index.html

生活情報のPart2
http://www.jica.go.jp/seikatsu/pdf/Asia/Nepal-p.pdf

をpdfだと見にくいのでhtmlにしました。(コピペしただけで内容は全く変更していません。)

Part2 生活情報

※「生活情報」は特に記載のない限りJICA事務所周辺の情報を中心に掲載しています。

1.ホテル、住宅
1-1 ホテル
ホテルは 5 スターから中級に至るまで数多くある。クレジットカードは種類によって使えない場合がある。また、貴重品等は、セーフティーディポジットに預けること。ポーターへのチップは、荷物 1 個につき 10〜20Rs.程度が相場。また、特に秋から冬にかけては観光客などでかなり込み合うため、予約をしたほうが確実である。
よく利用されるホテルは次のとおり。別添イエローページ参照。
Hotel Himalaya (ヒマラヤ・ホテル):パタン、JICA 事務所至近
Hotel Yak & Yeti (ヤク&イエティ):カトマンズ
・Sunset View Hotel (サンセット・ビュー・ホテル):日本人によるマネジメント
Hotel Kido (ホテル・キド):日本人によるマネジメント
・Greenwich Village Hotel(サネパ):JICA事務所の近く


1-2 住宅事情
一戸建やアパートメントタイプ等さまざまな物件あり。ただし、昨今物価が上昇しており、また多くの援助機関関係者が在住していることから、賃貸料はかなり高騰している。

1-3 住宅の探し方
不動産業者を通じて探すのが一般的。また、スーパーマーケットやレストラ
ンなどに物件情報が掲示されていることもある。

1-4 住宅選定上の留意点 昨今ネパール、特に首都のカトマンズにおいては、治安が悪化しており、空 き巣や強盗事件が増加しているので、住居の安全性については特に留意する 必要がある。 なお、昨今乾季においては水不足になり、地域によっては、生活用水の確保 が困難な地区もあることから、家主に水の状況についても確認する必要があ る。

1-5 住宅の契約 契約書については英語で可能。ただし、契約前に家具が含まれているか、ま た、税金や電気代、水道代などの対応が記載されているか要確認。 契約期間については、家主によって異なる。家賃の支払いは、現金または小切手が普通。

1-6 ガス、水道などの手続きと管理 契約時に確認する必要はあるが、入居前に家主が用意し、入居後すぐに使 える場合が多い。 公共料金の支払いについては、毎月の請求書のほかに、大家名義のカード が必要。 電気:月初めにメーターを見に来るので、そのときにもらう請求書とカードを持 って支払いにいく。 水道:借家のメーターの有無で手続きが異なることから、家主に確認。


1-7 家電
(1)電圧
ネパールでは、220V、50Hz であるので、220V 対応のものを持参するか、日本製変圧器もあわせて持参する必要がある。電圧の安定度が極めて悪く、場合によっては 300 ボルト以上の高電圧になったり 160 ボルト以下の低電圧になったりすることもあるので、オートカット(ボルトガード)やスタビライザー(電圧調整器)の併用が勧められる。
(2)コンセント、モジュラージャックの形
コンセントの形状は統一されていないので、ユニバーサルアダプターセットが必要。モジュラージャックの差し込み口は、日本と同じ。
(3)家電製品
テレビ、電子レンジ、冷蔵庫、洗濯機、掃除機、ラジカセ、アイロン、ヘアドライヤーなど現地で調達できる。日本のメーカーのものも見つけることができる。
ビデオは日本と違いPAL方式。
パソコンは現地でも入手可能だが、日本語のソフトを持参する必要がある。


1-8 家具保険
該当情報なし。


1-9 その他
特になし。


2. 衣料、理容
2-1 衣料全般
(1)一般事情
4月から9月は半袖で十分であるが、朝晩は雨が降ると気温が下がることもあるので、長袖のシャツや薄手のジャケットを用意しておくとよい。ポカラ、タライ平原は、かなり気温が上がるので、男性なら半ズボン、女性なら薄手の綿のスカートがあると便利。
10月から3月は、昼夜の気温差が大きいので、それに対応できる服装が必要。特に12月から2月は、昼間はセーター1枚でも充分だが、朝晩はかなり冷え込むので、ダウンジャケットなどの防寒具が必要。
(2)日本から持参したほうがよい衣料
下着など品質、サイズが日本人に合わないこともあるので、持参したほうが無難である。また、既製服についても好みが合わない場合も多いので、必要に応じて持参するとよい。
(3)現地で調達したほうがよい衣料
クルタスルワールやサリーなど現地の気候に合った衣服は現地で購入するとよい。またトレッキング用の防寒着は豊富に販売されている。なお、紳士服や婦人服の仕立ては日本に比べ安価。
(4)その他の留意点
女性はネパールの慣習から、タンクトップやミニスカートなど肌を露出することは極力慎むこと(ただし、カトマンズではネパール人女性の服装もかなり変化している)。


2-2 礼装
(1)パーティー
結婚式やレセプション等に招待される機会あり。洋装で対応可。また女性は現地の正装であるサリーでも可能。
(2)式典
日本の喪服(洋装)で対応可能。
(3)冠婚葬祭
日本の喪服(洋装)で対応可能。
(4)その他の留意点
正装を持参しておくとよい。


2-3 洗濯、仕立て、修繕、保管
(1)洗濯
クリーニング店は点在。2,3日で仕上がる。ドライクリーニングもお店によっては可能。しかし、高級服やシルク等のデリケートなものをクリーニングに出すのは避けたほうが無難。
なお、電気洗濯機、アイロン、洗剤などは容易に入手でき、家庭での洗濯については特に問題なし。ただし、場所によっては水が汚れていることから白地のものは黄ばむ可能性もある。
(2)仕立て、修繕
仕立屋は多数存在。
(3)保管
雨季には湿度が上がるため、防湿剤があるとよい。

2-4 美容院、理髪店
市内のいたるところに点在。ただし、技術面、衛生面からホテル内の美容院や理髪店の利用が望まれる。


3. チップ
3-1 チップ事情
(1)習慣の有無
基本的にチップの習慣はない。ただし、ポーター等に若干のチップを渡すことはある。
(2)各種サービスに対するチップ
レストラン等では、サービス料が徴収されることから、チップは特に必要はない。

4. 食生活
4-1 外食
(1)一般事情
ネパールの多数の国民が信仰するヒンズー教は、牛を「聖なる動物」と位置
づけている。例えば、路上にいる牛を自動車ではねた場合は、人間をはねたときとほぼ同じ罰則が科される。また、「牛肉を食べる」等の牛に関わる話題は避けるとともに、左手は不浄とされているため、食事の際は右手のみを使って食べることが勧められる。
なお、カトマンズ市内には、和食、フランス、イタリア、韓国、中華、インド、ネパール各料理のレストランが多数ある。但し、一流店であっても衛生状態は全く問題なしとはいえないので、生水、生野菜の飲食は避けること。
(2)飲食店
別添イエローページ参照


4-2 食料
(1)一般事情
農業国であるため、基本的な食料品は都市部またはタライ平原においては
容易に入手可能。ただし、山間部では慢性的に食料が不足している。また、昨今、食料品の価格が高騰している。日本の食材が入手可能なスーパーマーケットもあり。
(2)主な食品の出回り状況
<野菜>
都市部、タライ平原においては種類、量とも豊富。見かけは悪いものの、味はかなりよい。
<魚介類>
内陸国のため、コイやナマズなどの川魚は市場で売られている。また、大きなスーパーでは、冷凍のサケやえびなども入手可能である。
<果物>
年間を通じて、さまざまな果物が出回っており、マンゴやパパイヤ、みかん、バナナ、りんご等多くの果物が安価で手に入る。
<米>
タライ平原はネパールの米どころであり、現地米は容易に入手できる。また、日本米を栽培している農場があるので、スーパーなどで多少高価ではあるが日本米、もち米を入手することは可能である。
<飲料水>
水道水は、汚染されているので、飲料用にはミネラルウォーターをお勧めする。ミネラルウォーターは地方でも入手可能。
<その他>
昨今カトマンズの大きなスーパーでは、輸入品が出回っており、高価ではあるものの、さまざまな食料品を手に入れることができる。
(3)食料の入手
市内のバザールなどで野菜や果物等安価で購入できるほか、市内の大規模スーパーマーケットでは日本食をはじめとした輸入品が手に入る。


4-3 食器、調理器具
(1)食器、調理器具などの入手
たいていの食器、調理器具はネパールで購入可能。
(2)日本から持参したほうがよい食器、調理器具日本独特の食器、調理器具または使い慣れたものについては持参すると便利。


5. 生活用品の購入
5-1 家電製品
カトマンズの電気街(ニューロード)や大規模スーパーマーケットで生活な必要な家電製品については入手可能。

5-2 家具
家具専門店は点在。昨今輸入家具も取り扱う店も増えてきている。

5-3 日用品、雑貨
大型スーパーマーケットでたいていのものは入手可能。ただし、品質やデザインはあまり期待できない。

5-4 工具、素材
質は期待できないが、たいていのものは市内の専門店で入手可能。

6. 金融機関
6-1 金融機関
(1)銀行
カトマンズを中心とした都市部では外資系銀行も含め多くの銀行が存在する。昨今、ATMも普及しており、銀行営業時間外においても現金の引き出しが可能である。
(2)口座の開設と閉鎖
口座開設にはパスポートのコピーの他、いくつかの書類を作成する必要がある。上記書類を提出後、1週間程度で開設できる。口座の種類は、米ドル、ネパールルピーとも可能。口座閉鎖も窓口で手続きができる。
(3)小切手
該当情報なし。
(4)換金方法
外貨から現地通貨への換金については、空港や街中にある銀行、両替商で容易にできる。ただし、パスポートの提示が求められることもある。一般的にホテルや銀行よりも街中の両替商のほうがレートはよい。


6-2 クレジットカード
大きなデパートやスーパー、ホテル、レストランではVISA、Master等、主要なカードの利用可。街中でのキャッシングも可能。