生活用品−ベビー用品

服以外で子どもの用の何かをわざわざ買う、というのはここ数年みられることで、今も地方ではあまり一般的ではない。ただ、ここ数年、カトマンズなどの都市では幼稚園が増え、子供用の遊具やおもちゃなどを売る店がが少しずつだが増えてきた。

  • 粉ミルク、哺乳瓶、紙オムツ、ウエットティッシュ(輸入なので高め)などは大きめのスーパーにあり。ジョンソンアンドジョンソンの輸入の製品が多い。赤ちゃん服やベビーカーや遊び道具(プラスチックの滑り台)なども大きいスーパーにある。ブルーバードモールとsalewayの品揃えがいいような。また、外国人が多くいくレストランやスーパーで「ベビーカー譲ります」という張り紙をみることもある。家具屋でブランコを置いているところもたまにある。
  • ネパールは道路が舗装されていないところが多いし、エレベーターやエスカレーターがほとんどない(あっても壊れていることが多い)ので、赤ちゃんがベビーカーに乗せられているのをみることはまれ。パシュミナそのほかで背負われているのを見ることが多い。
  • 絵本はネパール語、英語のものがピルグリムなど大きめの書店に少しある。
  • 子供用のアニメや教育番組も(増加傾向にあるとはいえ)少ない。ディズニーチャンネルヒンディ語や英語)を見るか、ネパールの国内のチャンネルの教育番組を見るか(番組自体が少ないし、予算がかかっていないことが伝わってくる内容。基本的にネパール語
  • おもちゃは量、種類ともに少ない(数年までほぼ皆無だったことと比べると増えてはいるが)。パタンに2軒おもちゃをおいている店(片方はECECというINGO)があるが、品揃えは良くない。凧揚げはわりとポピュラーなので凧はうっている(タメルの南側の路地においている店がある)(村の子供は子守しているか、おもちゃの要らない遊びをするか、自分でおもちゃを(いらないものから)作るか、という感じ。凧揚げの凧や木製のブランコは自分で作る。ゴムのパチンコは親に買ってもらう)
  • 瓶詰めやレトルトの離乳食はみかけない。(赤ちゃんや幼児にはパンではなくご飯を食べさせる、というところもあるが、特別な離乳食を作るという習慣はあまり耳にしない。)ネパールの保健省やNGOは乳幼児にリトゥという栄養のある粉?を食べさせるよう指導しているそう(スーパーなどで売られているので、入手可)
  • アトピーやアレルギーという病気はほぼ存在しないので(そんなに清潔ではないというか。。。)そういう子供向けの食品そのほかも皆無。
  • 地方に行くと粉ミルクと哺乳瓶、赤ちゃん服以外はないと思ったほうがよい。紙おむつを使う習慣はないし、布おむつも使わない。布でふく、家の周りではズボンをはかせない(床は土)、犬にきれいにさせるとか。